☆活性酸素ってなに？☆
この地球上に生活する人間、いえ、ほとんどの生き物にとって、酸素はなくては生存することが出来ない大切な元素のひとつであることは今更いうまでもありません。 ところが近年、老化についての研究が進むうちに活性酸素の存在が大きくクローズアップされるようになりました。
1960年代の後半、アメリカ、イギリスの生理学者が相次いで活性酸素とその活性酸素の毒性を中和してくれるSODという酵素の存在を発見しました。人は呼吸をすることで生命活動を営んでいるわけですが、吸い込んだ酸素の中に私たちの体に“わるさ”をする酸素があることが分かってきました。これを活性酸素と呼びました。
☆“わるもの”活性酸素☆
この活性酸素は、内臓や組織、細胞にいろいろなダメージを与え、ガンや糖尿病、心筋こうそく、膠原病など、数多くの病気を引き起こす元凶だと言われます。 そして、老化を促進するのもこの活性酸素のはたらきです。
鉄釘を長い間放置しておくと、真っ赤に錆び付いたご経験がどなたもおありだろうと思います。これは空気中の酸素の仕業（酸化）ですが、同様なことが私たちの体の中でも起こるわけです。
ちょっと表現は悪いですが、老化が進んだということは、酸化が進んだということにほかなりません。
☆活性酸素から体をまもる正義の味方・SOD！ だけど・・☆
それでは、人間は常に活性酸素のイジメを受けながら、防御するてだては無いのでしょうか？
実は、人間の体は良くしたもので、ちゃんと防衛機能を兼ね備えていることも発見されました。 そのひとつが前述のSOD（スーパーオキシド・ジスムターゼ）という酵素です。
活性酸素が悪さを始めると、SODが直ちに出動して毒性を無毒化して私たちの体を護ってくれるわけですが、残念なことに若い間は豊富なSODも、私たちが年齢を重ねるうちに活力を失い、その数も次第に少なくなってくるという欠点があります。 若い間は元気だったのに中年に差し掛かったとたんに病気がちになって・・・ なんていう話を聞くにつけ、憎き活性酸素のことが頭をよぎります。
☆中国漢方と活性酸素☆
そこで、足りなくなったSODを食べ物などからとり入れる研究がなされていますが、もともと分子量が高いものであるため体内への吸収が難しいのが難点です。 しかし、ごく最近のことですが、中国漢方の活血薬の中に活性酸素に対する注目すべき研究成果が発表されました。
活血薬とは、老化や運動不足、食事の偏り、ストレス、過労などによって、血液の流れが悪くなるのを改善する漢方薬のことで、冠元顆粒はその代表的な処方です。
活性酸素のこと、SODを多く含んでいる食べ物、活血薬についてなど、何なりとご来店の切、お尋ね下さい。 詳しくご説明させていただきます。